第八話 そば処武山の天ざる
大洗にはお蕎麦屋さんがいくつかあります。
大洗巡礼者の間で有名なお店といえば、常陸屋さん、大進さん、あんばいやさんあたりでしょうか。
すべてパネル設置店ですね。
今回は非パネル設置店のお蕎麦屋さん「そば処武山」を紹介したいと思います。
武山さんは大洗町役場の裏手に位置しています。
古民家風の昔ながらのお蕎麦屋さんといった趣です。店内の中央には囲炉裏もあります。
ところで、店名の「武山」は店主さんの御祖父様が日本画家の木村武山であることに由来するそうです。
メニュー表には裏表に温かい蕎麦と冷たい蕎麦が分けて記載されています。(それ以外のメニューは裏表で同じ)
どれも美味しそうなのですが、ここは天ざる(1,400円)できめたいと思います。
なお、『大洗フィーベル』にも天ざるがおすすめ商品として掲載されていました。
私は蕎麦好きですが、蕎麦っ食いの人ほどこだわりがあるわけではありません。
したがって、温かい蕎麦も冷たい蕎麦もどちらも好きですね。
が、初めて蕎麦屋に入る時は、天ざるを註文することが多いように思います。
さて、やって参りました天ざるです。
第一印象からして、量の多さに驚きます。一瞬「え、大盛りを頼んだっけ?」と思ってしまいますが、武山さんではこれが普通盛りです。
武山さんで毎日手打ちされる蕎麦は常陸秋蕎麦を中心に選び抜いたそば粉を使用しているそうです。
喉越しもよく実に美味しいお蕎麦です。
さて、こちらは天ぷら。これだけでお腹がいっぱいになってしまいそうですね。
さくさくでどれもとても美味しい。
なお、こちらは、別の時に武山さんを訪れたときにいただいた「上天ざる」です。
普通の天ざるとの違いは天ぷらの量の違いでしょうね。あと、小皿(このときは、ごぼうときゅうりの香の物)が附いてきます。
はっきりいって、超満腹になったことを記憶しています。
みなさん、上天ざるを頼む時は、ぜひお腹と相談を(笑)
ともあれ、美味しいので、つい上天ざるを頼みたくなる誘惑に負けそうになるんですけどね。
次回訪れる時は、温かい蕎麦や御飯モノの親子重、天重あたりも食べてみたいですね。
というわけで、そば処武山さんの紹介でした。
それでは、また!