大洗のグルメ

大洗のグルメの紹介など

第四話 鳥孝商店の唐揚げや焼き鳥など

大洗でグルメを楽しめるのは何も飲食店だけではありません。

商店街では、魚屋さん、お肉屋さん、くだもの屋さん、豆腐屋さんなどでも観光客(大洗巡礼者ともいう)向けにテイクアウトできるグルメを手頃なお値段で提供されています。

 

今回、紹介する鳥孝商店(以下、鳥孝)さんもそういうお店の一つで、商店街にあるお肉屋さんなのですが、唐揚げをはじめとしたテイクアウトメニューを提供されておられます。

そのなかでも、人気定番メニューは何と言っても千葉県産の錦爽どりを使った唐揚げです。

また、土曜日限定ですが、焼き鳥も提供されておられ、これも人気のグルメとなっています。

その他にも、仕入れ状況等によりその時々で限定のメニューがあったりと、行くたびに巡礼者の舌を楽しませてくれています。

 

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鳥孝さんの店先にはアヒルさんチームのキャプテン・磯辺典子さんのパネルが設置されています。

「根性ー!」「大洗は庭です!」のセリフでお馴染みのキャラクターですね。

 

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鳥孝さんの御主人のパネル。御本人もこのパネルの雰囲気と同じく、とても明るく気さくな方です。

 

では、これまでに鳥孝さんでいただいたグルメを紹介していきたいと思います。

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これが、鳥孝さんの錦爽どりの唐揚げです!

鳥孝さんでは註文を受けてから、鶏肉を揚げてくださるので、いつも揚げたてのものをいただくことができます。

このように紙コップに入って提供されます。そのままテイクアウトすることもできて便利ですね。(大抵、その場で食べてしまうわけですが)

 

 錦爽どりとは、千葉県、愛知県などで飼養される銘柄鶏で、皮が薄く余分な脂肪が抑えられ、高たんぱく、低カロリー、くさみのない弾力のある肉質が特徴なのだそうです。

 

【参考ウェブサイト】http://abeya-tokyo.com/tips/160

 

九州ではあまりなじみがなく、鳥孝さんでいただくまで食べたことがありませんでした。

鳥孝さんでは千葉県産の錦爽どりを使っておられ、唐揚げは衣がサクサクしていて、食感が良く、味付けはコクがありながらも、優しく懐かしいような味わいで鳥孝さんの御夫妻の人柄がにじみ出ているような感じがいたします。

ガルパンの西住みほ役の声優・渕上舞さんも『大洗フィーベル』(廣済堂出版)で「鳥孝さんの揚げたての唐揚げは絶品です!」と述べておられましたが、本当に鳥孝さんの唐揚げは絶品です。

 

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さて、こちらは平成二十八年の八朔祭のときに食べたブラックペッパー味の唐揚げです。

お祭りやイベント時にはこのようにいつもと違ったメニューが登場することがありますので、見逃せません。

なお、この唐揚げ、当然にして美味しく、なにしろブラックペッパー味なので、ビールに大変良く合います。

 

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ということで、缶ビールです。(茨城県の取手工場で作られているというのがまたいいですね)

鳥孝さんではイベント時などには、ビール等の飲料も販売しています。(便利!)

夏祭りの夜に、お肉屋さんの店先で揚げたての美味しい唐揚げを食べながら冷たいビールを飲む・・・。もう「最高かよ」としか言いようがありません。

 

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こちらは、同じ時に食べた「いかだ」という焼き鳥です。

あぁ、この夏に戻りたい(笑)

 

さて、上で述べたように鳥孝さんでは土曜日(またはイベント時)限定で焼き鳥も提供されています。

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焼き鳥も註文を受けてから焼いてくださるので、嬉しいですね。

塩とタレが選べますが、いつも塩加減が絶妙なので私としては塩をお薦めします。

(でも、タレも捨てがたい・・・ということで、どちらも頼んでしまうことが多いのですが)

しかも、通常メニューの焼き鳥はどれも1本120円ととてもリーズナブル。どれも肉質がとても良いので、120円は安いと思います。

 

通常メニュー以外のメニューはその時々によって違うので、その日のお薦めをお店の方に尋ねてみるといいかもしれません。 f:id:tuneari:20171116235722j:plain

 例えばこちら。平成二十八年九月にお邪魔した時にいただいた、その日限定の「常陸牛サーロイン」の焼き鳥です。(註1)

味付けは、塩コショウのみだったのですが、これは本当に絶品でした。

正直、大洗の飲食店、旅館等、あらゆるお店で食べた常陸牛の中で、一番美味しいと感じました。

いや、飲食店や旅館でいただく常陸牛もじゅうぶん美味しいのですが、鳥孝さんのこの常陸牛は一段飛び抜けていました。

御主人が日々、厳選して肉を仕入れておられる結果ですね。(もちろん焼き方も)

 

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ということで、鳥孝さんのメニュー看板に「常陸牛」の文字を見たときは、是非、註文してみてください。

 

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こちらは、福岡人が大好きな豚バラ。うーん、これも正直、地元福岡で食べる豚バラよりも美味しいかも(笑)

とにかく、焼き加減と塩加減が絶妙なんですよね。

豚バラは焼き鳥がある日は通常メニューとして提供されていることが多いので、是非、お試しあれ。

 

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こちらは、今年(平成二十九年)の八朔祭でいただいた焼き鳥。

左から厚切りベーコン、あらびきウィンナー、しゃもの焼き鳥です。

あらびきウィンナーについて、大洗友達(註2)のある方が「ビールがススムくん」と評していましたが、まさにその通りだと感じます。

限定メニューのしゃもの焼き鳥も実に美味しかった♪

 

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唐揚げや焼き鳥などお肉以外でも、このようにココア揚げパンなどを提供されるときもあります。

これも揚げたてて大変美味しゅうございました。

 

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メニューの看板です。

通常提供されているメニューはこちらに記載のある通りです。(ただし、内容は変わることがあると思いますので、あくまで御参考程度に)

 

ところで、いま改めてこの看板を見てみて、鳥孝さんにはもう十回近くお邪魔しているのですが、牛肉コロッケ、カニクリームコロッケ、揚げギョーザはまだいただいていないことに気づきました(^^;

 

うん。今度、行った時に食べてみなくては!

 

それでは、また次回!

 

【お店情報】

店名:鳥孝(とりこう)
TEL:029-267-2301
住所:大洗町磯浜町791-2
営業時間  9:00~19:00
定休日 :日曜

 

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註1:牛肉なのに焼き鳥?と思うかもしれませんが、豚肉でも牛肉でも串に刺して焼けば、焼き鳥と呼称して差し支えないようです。というか、福岡では焼き鳥といえば、豚バラがもっともメジャーで、焼き鳥屋に行って、豚バラを註文しない福岡人はまずいません。なお、広辞苑にも「鳥肉に、たれ・塩などをつけてあぶり焼いたもの。牛・豚などの臓物を串焼にしたものにもいう」との説明があります。

註2:大洗で出逢って、友達になった方を私はこう呼んでいます。世界に広がる大洗の輪!